© SawaSawa Photography

秋分の日から10日が過ぎたうす曇りの涼しげな日。

秋の始まり10月初旬の伊東丸山公園です。

橋の上から、ザーザー音を響かせながら涼しい風を送る松原の清流を見下ろすと、あれ、新緑？？

ちょっと大人の新緑です。

SawaSawaのテクニックで秋の清流を鮮やかに表現してみようかな～

彼岸花が少しだけ咲いていました。満開で、まだつぼみもありました。

茎が太くてネギみたいです。

丸山公園の入口を入ってすぐに、小さな滝もありました。

撮影テクニック

このまま撮影すると、空の光が葉や水面に反射して白っぽく見えて見えてしまい、葉や水面は鮮やかには写りません。画像ソフトでも対処はできません。

鮮やかに大人の新緑を表現したい場合は、サーキュラーPL（C-PL）フィルター（偏光フィルター）を使います。（サーキュラーPLフィルターは逆光ではあまり効果はありません）
サーキュラーPLフィルターは、いろいろな物の表面に反射する光を取り除き、見違えるように葉の色を濃く鮮やかに表現し、水に透明感を与えることができます。
サーキュラーPLフィルターは、画面を見ながらクルクル回して気に入った角度で使用します。釣り人が海の中がよく見えるように黒いPLメガネかけますよね。あれです。
ちなみにPLメガネをして南国へ行くと、海が旅行パンフレットの表紙写真のようにキレイに見えます。お魚さんもよく見えますよ。そういう写真をとる時もサーキュラーPLフィルターを使っていますからね。

それから、三脚を使用してカメラをマニュアルモードに設定し、シャッタースピードを2秒セットして水がさらさら流れる感じを表現しています。
絞りは測光モードをスポット測光にセットして、画面の真ん中で葉の部分を測光して決めています。そのままの画角で測光すると、川の黒い部分を測ってしまう為、カメラは画面が暗くなってしまったと判断して明るい写真にしょうとしてしまい、明るい写真になってしまいます。それを防ぐ為に葉の部分で測っています。

あとは、ホワイトバランス（色温度）をマニュアルで6670K（数値を大きくすると赤みを増します）にして少し赤みを加え、温かい印象になるように一味加えています。さらにピクチャーコントロールをビビットに設定して、鮮やかになるようにしています。

ISO感度を上げればシャッタースピードを上げられるので、三脚は使用しなくてもよくなりますが、ISO感度を上げると画質が悪くなってしまうのです。

※露出の決定について詳しくは、「Photographer SawaSawaの写真教室」（現在作成中）で詳しく説明します。
※「Photographer SawaSawaの写真教室」のコーナーは現在作成中です。
しばらくお待ちください。

撮影データ

撮影日：10月2日

カメラ：Nikon D7000

レンズ：AF-S DX Zoom Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED（12ｍｍで撮影 / 35mm換算値:18mm）

撮影モード：M／マニュアル

測光モード：スポット測光

絞り：f 13

シャッタースピード：2秒

ISO感度：100

ホワイトバランス：6670K（K／色温度設定）

ピクチャーコントロール：ビビット

フィルター：Kenko PLフィルター PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL (W)／フィルター径：77mm

画像処理ソフト：Nikon Capture NX-D（ニコン専用 RAW現像ソフト）

画像処理のコツ（RAW現像ソフト処理データ） ー Nikon Capture NX-D ー

　作成中

撮影スポット

〒414-0006 静岡県伊東市松原８１８−７

●  JR伊東駅より約1.2km、徒歩約20分です。

●  行き方は少し難しいです。川に沿って行くとわかりやすいのかもしれません。気をつけて行ってください。

●  入口左側に約18台止められる無料駐車場があります。

●  お手洗いは公園に少し入ったところにあります。

情報

●  伊東観光協会の丸山公園案内ページはこちら。

●  「伊東のんびり散歩」の新緑の丸山公園を歩く！ページはこちら。

●  「伊豆・伊東の花情報」の丸山公園のページはこちら。